

Rビルディング
「3つに区分された合理的なファサード」
名古屋市内の街中で大通り沿いにある建物で、3階建ての建物で、1階は薬局、2・3階は貸室となっています。金額的に合理的な設計が求められる中で、ファサードのデザインを行いました。ファサードに求められる機能を整理し3つの部分にまとめ、その部分ごとに求められる機能に合ったデザインを行いました。それにより、全体としてまとまりながらも合理的な建築デザインとなるよう意図しています。
①人を引き込む部分(薬局入口)
この奥まった入口まで人を呼び込むために、1階敷地間口の全体を門状のデザインとして、自然とその奥に入っていきたくなるような形状としました。
入口として感じられる幅ができるだけ広くなるように門のフレーム部分を斜めの形状として、大きな入口から奥に引き込まれるような感覚が生まれることを意図しています。
②開放感のある貸室
2・3階の貸室から大通りに面した南面は外への拡がり感を感じられるよう、全面開口としました。法的に必要な性能を別の開口部で確保することで、シンプルな形状のサッシとしました。サッシの周りにはフレーム状の枠をつけることで、他の部分のファサードと明確に区分すると共に、サッシへの法規制を避けてコスト的にも合理的な計画としました。
③最小限のスペースで法規制をクリアする部分
今回用途・規模で必要となる建築基準法・消防法上必要となる開口部を最小限のスペースでまとめることで、他の部分に法規による制限がかからないよう計画しました。








敷地: 愛知県名古屋市
用途: 薬局、事務所・店舗
階数: 地上3階
構造: 鉄骨造
建築面積: 91.95㎡
延床面積: 264.00㎡
施工: さとう建設株式会社
写真: 植村 崇史
完成年月: 2025/09